アイコン連歌の花道まで徒歩1秒

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第十回ときどき歌会
ブログ開設以来こちらの話ばかりですな!!

会のあらましはtogetterでご確認を。
こちらが参加全38首一覧です。

無事に大団円となって、結果は一番(もうひと方と
同点首位でベストオブときどき)になれました
(淡々を装いつつ内心こんな ヾ(*ΦωΦ)ノ ですが)
今日は歌評をまとめたいのでサクサク進めます。

テーマ詠はでした ////////////////////////

連歌の花道の管理人一首
雨樋でさなぎになった友だちが流れてくのに僕もさなぎで
自作拙歌です。淡々を装いつつ王冠が (ノε`*)ノシ ...会の中でいただいた貴重な歌評ツイート一覧をここへ刻ませていただきます。思い出になる歌ができました。質問に答える形で少し自評も。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

続いて、会期中にわたしから送った歌評一覧です。
はベストオブときどき は投票をした作品

藤田美香さんの一首
落ちぬまま朽ちた椿の花があり雨音だけが弔っている
丸ごと落ちてこそ本分とされる椿の中、落ちずに朽ちた。これでは見向きもされない。無様に死んだ(そんな世間の価値観も否定するように)哀れな椿を隔てなく包む雨。ニッチな対象へ送る挽歌が、心の視点を移させてくれます。

空木アヅさんの一首
雨だったころに戻りたいのだろう空へちぎれる噴水の水
雨に戻りたいという発想、対照的な噴水をもって題の美点を詠う技法、空へちぎれるの詩情も合わせ全てに感嘆です。結びは他の方からご意見が割れていますが、水の強調で水沫の個々へクローズアップする様子、これも好きです。花

琴平葉一さんの一首
花柄のワンピースにも降り注ぐすべてのことが必然だった
失恋の帰り道、粧したそれと拉がれた自分。哀しくもそのコントラストが美しさを生む。誰もが通るイニシエーションのような共感と、必死で受け止める健気さに胸を打たれます。説明を削いで余白を描いた韻文もきれい。花

さんの一首
雨音が二人の合図でしたほら人目を避ける番傘の中
番傘、粋ですね。舞台も江戸期の雰囲気で読む方が自然でしょうか。あえて番傘を選んだ意図もそこなのかなと。普通の傘ではややもすると確かに少し鼻につく感じが、花街あたりへ飛ぶと色めいた絵物語に様変わりしました。

坂道 登さんの一首
あまおとにてらしだされてりんかくを明確にする紫陽花紫陽花
上の句はかなで雨中にぼやける曖昧な世界を描き、繰り返しの結句で濃密な存在感を持った紫陽花が視覚的に浮かび上がる。風景描写が始終なので、ここへ一つ小さなストーリーが入るとなお面白かったかなと思いました。

焼きみかんさんの一首
傘を捨て自転車を漕ぐ 下着まで濡れてわたしがわたしたるとき
雨の題詠で哀歌が多い中、爽やかさに惹かれました。行きか帰りか、どのみち負の状況と思いきや。結句で一転、彼女は解放されて踊っているようにも。31音で青春ドラマを見せて、利得的とは違う価値を喜べる感情まで呼び覚ましてくれます。花

こはぎさんの一首
雨垂れのリズムであわく触れられて滲んでしまうオレンジの部屋
遠慮せずにエッチな歌として読みました! 上の句は愛撫を思わせ、結句は豆球のような薄明かり。映画タイタニックにあった2人の蒸気で窓が曇る情感的なシーンのようなドキドキです。ちなみにわたしは公称11歳です。

しろさんの一首
月光にしぐれるままな背中へと差しかける傘 泣いているようで
月光が時雨のようと、題を隠喩で詠う美しさに魅了されました。すると実際は雨でないはずなのに傘が。それほど切なく幻覚した表れか。隠喩が諸刃となり少し混乱するのは惜しいですが、詩的に包まれた光景が魅力的な一首です。

虫武一俊さんの一首
行って帰ってきてなにもない雨あがり傘の柄は手になじまないまま
道徳的な嘘っぽい前向きで結ばず、なにもない日(々)の灰色をそのまま描いた現実性に好感を覚えました。「雨あがり」が差し色のように、あとの灰色をさらに引き立てるのも上手いです。青の時代のような灰色の時代。花

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* (以上掲示番号順)

必要以上にはへりくだらないでいたいと思ってます。
今回自他とも多くの評に触れる中、その人が真面目に
向き合い感じた言葉なのなら、どれに正しいも誤りも
ないのだと考えを強めました。それなら自分もその
一つだと「堂々と弁える」べきではないのかなって。

ただ歌にこもる心と、会の熱気が伝わればと思います。

ここで得た思いをもとに、次回は月の歌会の改革案へ
つないでお話したいです。では~ヾ(*ΦωΦ)ノ

2013/06/27 (Thu) 21:42
よそさまの歌会
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